「予算は200万円あります!おすすめの農機具を売ってください‼」
事務所に入るなり、訴えるように話す青年。
聞けば、中国出身の20代後半の、この青年。
日本で新規就農を夢見て7年前に来日。
以後、働いて、働いて、蓄えを増やし「200万円」を貯めたとのこと。
働いていた地は、西日本。
合間を見ながら日本各地を周り、
自らが新規就農を行いたいと思える地を探してきたという。
ある日訪れた山梨県が気に入り、この地に決めた。
畑も住処となる賃貸住宅も決めた。
ここで、畑を貸してくれる方から、
「農機具がないと、本当に畑をやるか分らんから、
農機具を揃えたところで、土地貸契約をおこなう。」と言われた。
そこで、慌ててHPで見つけた当社に飛び込んできたのだそうだ。
先ずは、青年にコーヒーをすすめて一息ついてもらった。
そして「必ず協力するからだいじょうぶだよ。」と伝えた。
先日の新聞記事で、生まれ育った山梨県を、酪農で盛り上げる
ことを夢見る青年が、自分たち農家に対する支援対策強化を
切に願う記事を読んだ。
農林水産省の報告(2021年度)によると、日本の食料自給率は38%。
頑張りたい、頑張っている農家青年はいる。
夢見る農家青年たちの夢を、夢のまま終わらせてしまっては、
もったいないなぁ…。と想いながら今夜の晩酌を終わらせた。
2023年1月22日 ブログ
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
合同会社ユタカ農機では、2022年12月28日をもちまして
本年度の業務を終了とさせていただきます。
新年は2023年1月5日より、平常通り営業させていただきます。
来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願いいたします。
合同会社ユタカ農機 代表 武川 豊
2022年12月28日 お知らせ
2022年12月28日 コラム
お客様の稲刈がひと段落するまで、大忙しのこの時期。
忙しすぎてゆっくりと月を愛でる余裕がなかった十五夜(@_@)
十三夜の昨夜は、まったりとお月見団子に舌鼓。
肝心のお月さまは、うっすらと張り巡らされた雲の後ろに
お隠れになってしまわれており、愛でることは叶わなかった。
『稲刈れば小草に秋の日のあたる』蕪村
頭を垂れた黄金色の稲穂の美しさは今年も格別であった。
そして、月を見上げることができる幸せに感謝感謝の時間であった(^_^)
2022年10月9日 ブログ
総務省まとめの人口移動データによると、2021年山梨県における転入者数の
対前年増加率は13.2%で、全国1位であったとの報告記事を目にした。
この数年、家庭菜園に必要な農業機械を買い求めるお客様が増えた。
もともと山梨在住の方はもちろん、これまであまりなかった都内近郊
からの移住や、また、2拠点生活を始めたという方からの購入相談もある。
当初は、その理由が分からずにいた。
理由の一つに、コロナウイルスによる生活の在り方・仕事の在り方に
変化が生じたためであるのではないかと考えてはいたが
この報告記事をみて合点がいった。
皆さん、いざ家庭菜園を始めると、とれたて作物の美味しさに感動し、
そして、次々と農業機械が欲しくなる。
「手作業は大変すぎる!」
「機械はありがたいですね!」
この言葉を何人のお客さまから聞いただろうか…。
そしてこの言葉を聞くたび『しっかり整備した農業機械をお客様に渡そう』と思う。
そうそう‼
お客様から「家庭菜園教室やってないんですか?」と質問されることも多い。
いつか“ユタカ農機家庭菜園教室”を開催できたらなぁと思う今日この頃である。
2022年9月4日 ブログ
山梨県が『世界農業遺産』に認定された(人”▽`)☆
日本国内で13地域目とのこと☆彡
なんとも喜ばしい\(^o^)/\(^o^)/
建設費を安価に抑えた“甲州式ブドウ棚”
草を茂らせることで土壌を活性化する“草生栽培”
等々、山梨の特徴的な果樹栽培システムが評価されての遺産認定だ
先輩方がコツコツと積み上げてきた結果が成果となり、
我々後輩たちは、ブランド力を高めた果樹たちと向き合う。
さて…我々は、後世に何を残すことができるだろう((+_+))
喜んでばかりいられない
更なる果樹ブランド力向上に向け前進するのみだ
2022年7月29日 コラム
この時期、お田植を終え、稲が整然と並んだ田圃の姿は美しい。
初夏、キラキラ光る水田は生命力に満ちている。
車窓から眺めるだけで、パワーをお裾分けしていただけるような気がする。
「お田植がおわったから。次は草取りしなきゃじゃんね~。」
雑草が生えた田圃では、肥料が雑草に取られ、稲が育たない。
また、雑草駆除をして土を搔きまわさないと、土の中の有機物が発酵して
メタンガスや硫化水素などの有毒ガスを発生させることがある。
そのため、炎天下、太陽がサンサンと照り付ける中で土の照り返しを受け、
そして、生長するにつれ、チクチクと肌を刺すようになる稲と闘い、
汗を流しながらの除草作業が始まるのだ。
農家さんの嘆きともとれるこの言葉。
綺麗な田圃の景色に見とれていた自分に、少々罪悪感を覚える。
田圃の美しさに心奪われるのは、田圃をしていない人。
農家さんたちは、お田植後から間もなく始まる田圃の除草作業に体力を奪われる。
農家さんには、揃えたい農業機械が山ほどあるのだ。
乗用型の水田用除草機も販売されているが、そこまで設備資金に回すことは厳しい…
と皆さん、口を揃えて話す。
農家さんと草。
なんとか楽にしてあげることはできないかなぁと日々おもう。
2022年6月26日 コラム
状態の良いスピードスプレーヤー(果樹農園を消毒するカブト虫のような形を
した車)を仕入れ、整備・修理を終えたところで、スモモ農家さんが
来店してくれた。
昨夏の法改正で、輸入が解禁となった米国スモモに負けぬよう
高級品種“貴陽”へ植え替えを行ったのだという🌳🌳🌳。
事前の情報提供なく法改正し、米国スモモ輸入を解禁した国に
憤りは残るものの、後付けとはいえ、果樹農家さんへの支援策として、
国がいくつか打ち出した補助事業を、今後の生き残りの策の一つと捉え、
スピードスプレーヤー購入に踏み切ったのだそうだ。
風の流れで湿気を飛ばす「八ケ岳おろし」と
西日を遮り夜温の上昇を抑る「南アルプス」が
果樹栽培に適した環境を整えてくれ、果樹王国となった山梨県🍓🍒🍑🍇🥝。
ことにスモモの生産量は国内トップを誇る🏆🏆🏆。
これまでと同じことをしていては、勝ち抜けないのが商売。
お客さまに選んでいただけることを想像して…創造して…すすむしかない。
当社のピードスプレーヤーが、大きな実りをもたらすよう祈って納車した。
さぁ!我々もガンバルゾー‼
2022年5月30日 コラム
天気の良い日が続き、さくらんぼ🍒の出来が上々だそうだ。
4月上旬からおこなわれた受粉作業。
畑に放ったミツバチに手助けを借りながら、毛ばたきを使って
一つ一つ行う受粉作業は、気が遠くなるような時間を要する。
Withコロナとなって以来、さくらんぼ狩りでの収益は激減したそうだ。
さくらんぼ農家さんも、知恵を絞って新たな販路開拓を模索してきた。
とにもかくにも、おいしいさくらんぼが実れば、収益につながる。
農家さんの苦労が実ることを祈るしかない。
やまなし県のさくらんぼ🍒。
全国の方々に召し上がっていただきたい。
2022年5月5日 コラム
「あけぼの大豆が国のGI登録とおったんですよ~。」
身延町のお客様が嬉しそうに教えてくれた。
恥ずかしながら、GI登録について知らなかったため尋ねてみた。
なにやら、農林水産省が各地の農林水産物・食品ブランドを守るためつっくった制度らしい。
GI登録されると、専用マークを付けて販売できる。
これが、あけぼの大豆のブランド力を高め、また、模倣品をつくらせないことにつながるという。
たしかに、あけぼの大豆は旨い。
ビールを片手に、コックリ濃厚なあけぼの大豆の枝豆を口に入れると、
「あぁ、また今年も食べられた…」と、その旨さに満足と感謝で満たされる。
山に囲まれた土地柄が影響するのか。
山梨県民は人への情が深い(日本国内で数少ない“無尽”の風習が今もなお根付いている)、
半面、あたらしい人・あらたな物事に馴染むのに時間を要すと評価されることがある。
このような県民性をもって、今回のあけぼの大豆の一件。
本当にうれしい。
旨いあけぼの大豆を、世に広めるため努力した身延町の方々に感謝!
旨いあけぼの大豆を、多くのひとが求める日がくることが待ち遠しい!
2022年4月2日 コラム
「結局、貸してもらえたのは水はけの悪い土地でした😢🚜💦」
新規に自営就農者を志し、研修等々をクリアし、いざ!就農の道へ出陣‼
の段階で、困難に直面した青年の言葉だ。
農地保有者さんが、農地を貸してくれないのだそうだ。
去る2月27日の新聞に、こんな記事が掲載されていた。
『農地バンク予算 2割未使用 借り手不足 集約停滞』
借りたい新規就農者さんはいる。
しかし、新聞記事に載る文字は“借り手不足”。
実態とは異なる結論が、データとして残されている気がしてならない。
農地を保有する人。
農地を借りたい人。
その双方が集まる当社のような店舗を、情報共有の場のひとつとして
活用すればいいのになぁ…と思う。
まずは、当社独自の橋渡しを始めるとするか🌈
2022年3月6日 コラム
新たに迎えた2022年🎍
正月休みを堪能し🍶🎍
5日より仕事を始め🚜
あっという間に小正月も過ぎました…。
邪気を祓うとされる小豆をお汁粉にして頂いたところで
仕事モードのエンジン全開☆☆☆
今年も「頑張るぞ~💪」と意欲満々です。
十干十二支は『壬虎』🐯
“新たに起きる”や“成長する”などの意味があるそうです。
ユタカ農機も、スタッフ共々飛躍の虎年にする所存です!(^^)!
本年もよろしくお願いいたしますm(__)m
2022年1月16日 ご挨拶
師走を迎えたと思ったら、今年もあと数日を残すのみ。
たくさんのお客様にご来店いただいた丑年🐄に感謝し、
来年の寅年🐅を迎える準備を行っています。
さて、ユタカ農機は以下の通りお正月休暇をいただきます。
『令和3年12月30日~令和4年1月4日』
新年は5日より、スタッフ一同さらなるパワーアップを目指し
お客様をお迎えさせていただきます(^O^)/
2021年12月29日 ご挨拶
愛車の軽トラで、朝の通勤途中の信号待ち🚥わたしと同じ軽トラに、ハーベスタを積み込もうとしている男性の姿を、左の視界にとらえた👀…。瞬間、ハーベスタの奏でる動作音で「倒れる‼」ことが予測できた。ギアの操作ミスだ💦💦慌てて軽トラのハンドルを左に切って駆けつけ、横転しそうになっているハーベスタを支えながら、ギアを入れ替えた。間一髪、男性がハーベスタの下敷きになる事態を免れることができ安堵した(>_<)💦毎年のように、農作業車の誤操作による事故を耳にする。ほとんどの原因は、ほんの少しの油断と馴れ。便利な農作業車も、使い方を間違えれば凶器になる。私自身も、安全第一の取り扱いを再認識することのできた、朝の出来事であった。
2021年11月10日 コラム
トラクター、コンバイン、田植機、籾摺機、グレーダー、選別計量機、穀物乾燥機、グレンコンテナ、レザーコンテナ、ソフトコンテナ、小型管理機、ドライブハロー、ウィングハロー、ジャイロ、へーメーカー、畔塗機、プラウ、プラソイラー、ロータリー作業機、運搬車、乗用草刈機、ディーゼル耕耘機、フォークリフト、ミニユンボ…etc.
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、千葉県、東京都、山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、鳥取県、広島県